「アジリティー・ドッグ競技会」で審査される箇所
「アジリティー・ドッグ競技会」で審査される箇所で、一番重要視される部分はどこだと思いますか?
犬がコースを回る速さ?
スピード?
「ハンドラ-」が犬を誘導する際の俊敏さ?
的確さ?
いかに審査員を楽しませられるか、のアピール?(笑)
どれも正解ですが・・・、一番重要視されるポイントは「ハンドラ-の誘導技術」と「犬の従事性」です。
先述したように「アジリティー・ドッグトレーニング」は、「災害救助犬」の訓練にも活用されます。
そのために犬は、どんなときも「ハンドラ-」に服従する「従事性」が必要になります。
いかに正確に「ハンドラ-」の声を聞き分けられるか、定められた範囲の中で、どれだけ従順に「人」に従えるかを判断されるのです。
さらに「アジリティー・ドッグ競技会」のコースは、巧みな罠を仕掛け、わざと「障害物」をずらして設置されます。
犬を誘導する「ハンドラ-」は、どれだけ犬の心を捉え、服従させられるか、また、近接した「障害物」の中、いかにロスをなくし、進むべき道を見つけられるかがポイントになります。
「ハンドラ-」は、犬を操る技術と道を見誤らずに決断する目を持っていなければならないのです。