Aフレーム

高さ、約170cm~約190cm、幅、約100cm、角度、約90度。

アルファベットの「A」のような、三角形の「障害物」です。

上り下りするための急勾配の坂は、犬にとっては少しキツイ種目ですが、しっかりと「コンタクト・ゾーン」に足を接触させて歩くようにトレーニングしてください。

また、「コンタクト・ゾーン」のある「スタート」と「ゴール」は、入り口が広く、上に行くほど狭くなっているものもあります。

さらに、「スタート」と「ゴール」部分にある「コンタクト・ゾーン」には、滑り止めが付けられており、犬の足が滑りにくいように工夫が施されています。

足裏に伝わる材質の質感や見た目の圧迫感に、犬が惑わされ、パニックに陥らないように、精神的なサポートをすることも「ハンドラ-」の仕事になります。

この「障害物」の注意ポイントとしては、上るときの駆け上がり走行で「コンタクト・ゾーン」を走り飛ばしてしまわないこと。

下りるときの前のめりになる姿勢から、犬が飛び降りて「コンタクト・ゾーン」を外してしまわないことです。

犬は下を向き、地面に向かう安心感から、下りの途中で不意に、地面に飛び降りようとしてしまいます。

「ハンドラ-」は、それを防止するため、下りの際、犬お前に手をかざしたり、声を掛けたりしながら「ゴール」の「コンタクト・ゾーン」まで、きちんと歩いて下りるようにトレーニングする必要があります。

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